グラフィックデザイン担当の土居です。
今回、自分の心強い相棒のiMacを魔改造をしたので、その一連について記事にしていこうと思います!
iMacの魔改造をしようとした経緯
自分の持っているiMacを改造しようとした経緯は「Vtubeをやりたい!」と思ったからです。
動画コンテンツが発達している昨今、これからの時代は個人も自分の個性や考えなどをどんどん発信していくことが大切になってきていると感じています。
しかし、動画配信すると言っても顔出しとかしたくないなという方も多いと思います。
何を隠そう僕もその一人です。
そんな悩みを解決するのが「Vtube」です。
「Vtube」とはキャラクターがアバターとなり、自分の代わりに動画に登場するものです。
わかりやすく言えば、動画上の着ぐるみのようなものです。
Vtubeで配信するために、その人の表情などをカメラやマイクで認識し、キャラクターにリアルタイムに反映していくソフトがたくさん出ています。
それらを使って動画配信やライブ配信をしていくわけです。
そこで、Vtubeをやるためのソフトを実際に使ってみたんですが動作が重たく、これをなんとか解決するために試行錯誤の日々を過ごしたので、Vtubeのソフトの選定から最終魔改造に至るまでの過程をシリーズとしてご紹介します。
Vtube用のソフト選び
まずは「Vtube」をしようと思った際に、キャラクタ−を動かすソフトを調べました。
VTubeの始め方で検索すれば、たくさんのソフトが紹介されています。
しかし、数あるソフトの中で、僕が必要としている機能を有しているソフトとなるとかなり数が絞られてきます。
それは、「自作のオリジナルキャラクターが使えること。」
もともとソフトに用意されているモデルを使用する、または用意されたパーツを組み合わせてモデルをカスタマイズする。
そういったものに一切興味がないです。
以上のことから、候補として上がったソフトは次のようなソフトでした。
Face Rig
現在、配信しているVtuberに一番使われているソフト。比較的低いスペックのPCでも動かすことができ、3Dキャラクターや2Dキャラクターの使用も可能で、何より自作したオリジナルキャラクターをアバターとして使用することができる。
また、ソフトも1,480円の買いきりソフトなので、低コストで始めることが可能。
2Dキャラを使用したい場合は、別途Live2Dモジュールが必要になるが398円なので、実質2,000円くらいで導入できる。
Adobe Character Animator CC
adobeが配信しているキャラクターアニメーションを制作するためのソフト。
Vtubeをするにあたって必要な、音声と口の動きを連動させるリップシンク機能もある。
こちらは2Dキャラクターに特化しており、感じとしてはアメリカのカートゥーンアニメのような仕上がりになるので、結構いい感じ。
こちらはadobeの配信ソフトであり、単体購入はできないのでadobeソフトが全部使えるコンプリートプランを契約しないと使用できない。
そのため、月額5,680円(年間月々払い)が必要になるので、IllastratorやPhotoshopもバリバリ使いますという人でないと導入するにはハードルがかなり高い。
CrazyTalk Animator3
VTubeを始めるソフトとしてネットで紹介されている記事に一切登場していないソフト。
リップシンクは当然搭載しているが、表情変化はカメラからの入力ではなくマウス操作によって表情を変化させることができる。
しかし、iPhoneXを持っている場合は、「LIVE FACE」というアプリをインストールし、USBやWifiなどで、PCと接続すればスマホのカメラによる表情追跡が可能になる。
ただ、この機能を使用したい場合はプロ版以上の購入が必要になる。
価格は買いきりでスタンダード版で6,990円、プロ版で17,990円。無料体験版あり。
候補に上がったのは、この三つ。
よーし!そうと決まれば早速導入してみようと調べてみる。
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MacOS非対応!!!
マジか。。。。
ということで、MacOSに対応している残りの「Adobe Character Animator CC」と「CrazyTalk Animator3」の2択になります。
ということで、Character Animator CCをインストールし、キャラクターデータの制作に取り掛かりました。
これから長い長い戦いになるとは知る由もなく。。。。
つづく